よくある スラックスの破れ修理 後ろポケット口の破れ

よくある スラックスの破れ修理 後ろポケット口の破れ
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よくある スラックスの破れ修理 後ろポケット口の破れ

スラックスの破れの修理依頼はよくありますが、よくあるのが後ろポケット口の破れ修理です。男性に多いのが特徴ですが、これは財布などを後ろのポケットに入れるのが代表的な原因のひとつです。特に夏場などは、ジャケットを着ないことが多いので、ズボンの後ろポケットに財布を入れることが多くなります。小銭入れ程度の大きさであればさほど問題はないのですが、長財布などを入れると、横幅がポケットと同じくらいありますから、ポケット口に負担がかかり破れてしまいます。この記事ではポケット口の破れのお直し方法を写真付きでご紹介します。

スラックスの破れ修理 ポケット口の破れの原因は?


こちらの写真は、スラックスの後ろポケットを撮影したものです。右側のポケット口が破れています。これは、ポケットに入れた財布などの取り出しの際にポケット口に負荷がかかり破れてしまったものです。スーツを着て仕事をされる方は、こんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。最初は小さい破れですが、放置しておくと段々と広がってしまいますし、何かが引っかかってビリッと裂けてしまう事もありますから、こうなってしまったら、早めに修理をされることをオススメします。お仕事中にコンビニなどに寄るときなど、ついつい財布を後ろポケットにつっこんでしまいがちですが、スラックスのためには、ポケットに入れずに手で持って行く方が良いかもしれませんね。

スラックスの破れ修理 ポケット口の破れの修理方法

スラックスの破れの修理方法は、大きく分けて2つあります。ひとつはかけつぎと言われる方法で、共布(修理するスラックスと同じ生地)を使い破れの部分に生地を編み込んだりする方法で、修繕あとは目立ちにくいですが金額が高額になることが多いです。もうひとうはミシンタタキと言う方法で、裏から当て布をして、表からミシンで細かく縫います。糸の色などは生地と出来るだけ似たものを使用しますが、かけつぎと比べ修繕後は目立ちます。破れがこれ以上広がらないようにするお直しです。下記写真が、ミシンタタキの修繕後の写真です。

後ろポケット口の破れ修理は、ミシンタタキの場合1620円~となっております。破れの範囲が広いと料金が高くなってしまいますので、早めにお持ちいただく事をオススメします。

スラックスの後ろポケットの破れは、財布の出し入れなどでポケット口に負荷がかかることが主な原因。修繕方法にはかけつぎミシンタタキがある。
かけつぎの料金は平均で5000円~6000円。ミシンタタキの料金は1620円~。
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