よくあるコートのお直し事例と料金や注意点まとめ
- 2018.08.29
- コートのお直し
- コート, コートの肩巾詰め, コートの袖丈詰め, ラグラン袖のハラミ取り

よくあるコートのお直し事例と料金や注意点まとめ
コートのお直しで一番多いのはやっぱり袖丈詰めですが、肩巾詰めや身巾詰め、着丈詰めなどをされる方も結構多いんですよ。ダッフルコートのお直しで言えば、ボタンをとめる革のヒモがすり切れたり、ちぎれてしまった物を作り替えるというのも結構多いお直しです。いざ着ようと思って出してみたらお直しが必要だった・・・せっかく明日からの旅行に着ていこうと思ったのに間に合わない・・そんなことにならないように早めのチェック!早めのお直しで準備しましょう!
よくあるコートのお直しその① 袖丈詰め
コートの袖丈詰めは袖のデザインによって変わります。トレンチコートの袖口はベルトが付いていたりダッフルコートにはタブが付いていたりと様々です。ベルトやタブが付いているデザインの場合の料金は、それらを移動するかしないかで変わってきます。ベルト付きの袖でも、ベルトの移動が必要ない場合は筒袖の料金で袖丈を詰めることが出来ます。
この写真のコートの袖口は筒袖のデザインです。筒袖でもステッチ仕上げとまつり仕上で料金が変わります。袖のデザインとしてはオーソドックスなもので、特に注意点もありませんが、ツメ寸が多い場合などは袖口の幅が広くなってしまうためシルエットが崩れる場合があります。この場合は、合わせて袖幅調整をすることをオススメします。
詰める寸法が多い場合は合わせて袖幅調整をした方がシルエットがキレイに仕上がります。袖丈詰めと合わせて袖口の幅調整をする場合、上記の金額に裏なし3300円~裏あり4180円~をプラスして0.8をかけた金額となります。
例)裏なしステッチ仕上げ+袖口幅裏なしで特にプラスの要素がない場合=2750円+3300円×0.8=4840円
この写真はトレンチコートによくあるベルト付きのデザインです。袖口のデザインは筒袖のまつり仕上げですので、1~2cm程度の詰めであればベルトを移動する必要はありません。ベルトを移動した場合のみ、料金がベルト移動込みの料金となります。ベルトを移動させる場合、トレンチコートなどは特にベルトのほどきあとが残りますので、詰める寸法が少ない場合は移動しない方が良い場合もあります。
この写真はダッフルコートなどによくあるタブ付きのデザインです。ベルト付き同様、タブを移動するかによって料金が変わります。注意点などもベルト付きと同じで、袖口からの距離が変わってしまう事とタブのほどきあとなどが残ってしまうことです。
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コートの袖丈詰め その他のデザイン
袖丈詰めはデザインによって料金が変わります。上記のデザイン以外にもあきみせ、リブ付き、カフス付き、ファスナー付きなどデザインは様々です。店頭にお持ち込みいただければ、作業前にお見積もりいたしますのでご相談ください。
よくあるコートのお直しその② 肩幅詰め
コートのお直しで意外に多いのが肩巾詰めです。ジャケット同様にコートも肩幅が合っていないと格好良く着こなすことは出来ません。肩幅を詰める時の注意点は詰めすぎないことです。当たり前の事ですが肩幅を詰めすぎると腕の動きが窮屈になりますし、何よりも肩幅の場合、一度詰めてしまうと後で出すことが出来ません。これは縫製上、肩の生地を多く残すことが出来ないためです。ですので、肩幅を詰める時はご自分で鏡を見て何センチくらいかな?と決めるのではなく、お店でご試着いただき採寸されることをオススメします。
詰める寸法が多いときにも注意が必要です。例えば3cm以上詰められる場合、袖のくり(アームホール)を修正するようになりますので、身幅も詰めるようになります。袖幅や身幅にある程度の余裕がない場合は、動きが窮屈になってしまうので少し控えめのツメ寸にすることをオススメします。
注意点は一度詰めると出せない事とツメ寸によっては身幅にも影響が出るのでゆとりのあるサイズでなければ、動きが窮屈になってしまう可能性がある事です。
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よくあるコートのお直しその③ ダッフルコートのヒモ交換
コートの定番アイテムと言えばダッフルコートですが、長く使っているとボタンを付ける革のヒモが朽ちてちぎれてしまったりする事があります。ヒモの素材は合皮が使われることが多く、長く使うとどうしても、ひび割れて見た目が悪くなったり、ちぎれてしまうことがあります。実はダッフルコートのヒモも交換出来るんです。料金は裏地の有る無し、裏に貫通しても良いのか、内側を開けて縫わなければならないのかなど、状況によって変わりますが一箇所770円~(付属代別)
よくあるコートのお直しその④ ラグラン袖のハラミ取り
ラグラン袖のコートのお直しで一番多いのがハラミ取りのお直しです。以前の記事ラグラン袖のコート パット外しとハラミ取りでもご紹介しましたが、昔のデザインのコートは肩パットが大きい物が入っていることが多いです。それを今風の薄い物と替えるときに合わせてオススメなのがハラミ取りです。そもそものデザインが大きめのパットが入る前提のシルエットのため、薄いパットに交換すると生地が余ってしまいます。
写真のコートの肩の部分にしつけ糸を縫っていますが、この部分を削るのがハラミ鳥です。この部分を削らないと、コートを着たときに生地が浮いてしまいます。ラグラン袖のパット交換をするときは、合わせてハラミ取りをするのがオススメです!コートのパット交換の料金は紳士3300円~婦人2200円~ですが、ハラミ取りを一緒にされる場合は若干割引させていただきます。
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