ジャケット袖丈詰め まとめ 機械切羽出来ます。

ジャケット袖丈詰め まとめ 機械切羽出来ます。
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ジャケット袖丈詰め まとめ 機械切羽出来ます

ジャケットの袖丈を詰めるときの注意点は、まずお客様のジャケットの袖口のデザインがどのようになっているかを知ることです。デザインによってお直し方法も変われば、料金も変わります。ご自分のジャケットのデザインがどのようなものなのかが分からないという方は、料金早見表で写真付きで解説しておりますのでご覧下さい。ジャケットのデザインが分かった方は以下の記事にデザインごとのお直し方法について解説しておりますのでお読みいただければと思います。

ジャケットの袖丈詰め 筒袖

婦人物のジャケットに多いデザインです。一番シンプルなデザインで、袖を詰める際に特に問題のないデザインです。料金は裏地のあるもので3024円~となっております。

筒袖の袖丈詰めの料金は裏地のあるもので3024円~。詰める寸法が多い場合など、袖巾調整が必要な場合がございます。その場合は料金が変わります。

ジャケットの袖丈詰め あきみせ

紳士物のジャケットに多いデザインです。袖口にスリットのようにあきのあるデザインのもので、紳士物の場合はボタンホールに似せた刺繍(切羽)が付いているものがほとんどです。料金は裏地のあるもので4104円~。切羽の移動がある場合は+1080円かかります。

あきみせの袖丈詰めの料金は4104円~。切羽の移動がある場合は+1080円かかります。

切羽には手切羽と機械切羽があります。既製品の場合は機械切羽がほとんどですが、袖を詰める場合、切羽用の刺繍ミシンのないお店では、手切羽で仕上げるようになります。手切羽とは、糸をチェーン状に編んで作り付ける切羽で、最初のイメージとは異なった仕上りになります。当店でも、以前は手切羽で仕上げておりましたが、現在では機械切羽での仕上が可能です。

写真の色味が違いますが、同じジャケットのbeforeafterです。袖口の釦の横に付いているのが切羽です。機械切羽だと最初のイメージを変えずに袖を詰めることが出来ます。

ジャケットの袖丈詰め 本切羽

切羽はボタンホールに似せた刺繍ですが、本切羽の場合は、本当に穴の開いたボタンホールが作られています。袖口で袖を詰めてしまうとボタンホールは移動できないので、基本的には本切羽のジャケットの場合は袖山(肩の部分)で袖を詰めるようになります。料金は7560円~と袖丈詰めとしては少し高額になります。

本切羽の袖丈詰めの料金は7560円~。袖口ではなく袖山で詰めるようになる。
袖山で詰める場合の注意点は、少し身幅が狭くなってしまう事です。ジャケットがあまりにもジャストサイズですと、お直しをした後に身幅がつまり、前屈みになるなどの動きがしづらくなりますので注意が必要です。

まとめ

今回はジャケットの袖丈詰めに関してまとめてみました。マジックミシン広島祇園店では、機械切羽での仕上りが可能ですので、お気に入りのジャケットなどのお直しは、ぜひ当店をご利用ください。